【実録】わたしと彼らの3年間戦争 3/3最終回

この講座は我が家の愛鳥と夫との関係づくりの3年間の軌跡をご紹介したものです。ありがたいことにご興味をもってくださる方も多く【僕とインコの3年間戦争again】として1/28に再演が決定しました!

※2023年11月12日開催の講座と同じ内容です。

このブログは講座でお伝えしきれなかった部分、妻であるわたし目線でのもうひとつの3年間戦争を3回にわけてお届けする、第3回目最終回です。

◉アラサーキャプテンめちゃ元気

初受診の反省から、受診頻度を上げました。頻度をあげることで少しは慣れてくれるかなぁという期待と、キャプテンもお年頃なので、いざという時に比較するデータがあればと血液検査やレントゲンなど健康な時の記録を残しておきたかったのも理由のひとつです。

でも怖いものは怖い!相変わらず悲鳴はあげますが、受診後のワキワキハァハァはなくなってきました。メインの病院が休診の時も困らないように複数の病院に行きました。どの先生からも健康花丸のお墨付きをもらい、とても嬉しかった反面『どこまで長生きしてくれるんだろう』『わたしの方が早いなんてことないよね?』と怖くなってきました。わたしがいなくなれば当然夫がお世話をしてくれます。夫もそのつもりでいてくれていますが、あかん!咬むやんか!となりました。このままの状態で遺してはいけません。夫は咬まれながらもキャプテンを可愛いと思ってくれています。でももしその夫よりも長生きしたら…こんな咬みつきヨウムを可愛いと思ってくれる人はいないかもしれない。ここから誰からも愛されヨウムを目指すことになりました。

◉バードトレーナー柴田さんとの出会い

いやいや誰からも愛されヨウムより先に、夫に愛されヨウムにならなければ!と真剣に関係改善をしたいと考えるようになりました。

ABAの理論を学び活かそうとトライもしましたが、今思うとわたしにとっては大きな壁がありました。それは身内だということです。

オヤツの与え方が少し強引に見えても、急な動きをしたり突然大きな音を発しても、身内だからこそ角を立てずに伝えることはなかなか難しかったです。言い方次第でやる気がなくなって無関心になるのだけは避けたかったからです。

咬まれる夫は一切の悪気はなく『こんなに貢ぎものをあげてるのに、なんでカキカキさせてくれないの?させてよ〜』とキャプテンに手を伸ばしては事故が発生しました。

そんな日々を過ごしていると、人と動物の共生センター主催のセミナー開催のお知らせを見つけました。【鳥さんの時間!】です。第一回は環境編で(Facebookのアーカイブ配信で視聴できます)わたしは一生大事にしようと心に誓った考え方を学びました。鳥さんの遊ばないおもちゃについてです。飼い主は鳥さんが遊ぶ姿を見たくてせっせとおもちゃを与えますが、そのおもちゃで遊ぶ、遊ばないが鳥さんが思考し選択した結果なら無駄ではないということでした。でも遊ばなかったおもちゃで遊んでくれるようになれば、その経験は鳥さんにとってさらに良い刺激になるということです。(もっとうまく説明していらっしゃるので是非アーカイブ視聴を!)電撃が走りました。この考え方はあらゆることに通じ、これこそが飼鳥であるキャプテンを大切にするということだと思いました。そして問題行動改善に多く関わってこられた柴田さんなら、うちのおっさん鳥とおっさんの関係改善にも良い助言をくださるはずだ!とセミナー中にも関わらず、思わず柴田さんのトレーニングはどこで申し込めますか?というようなコメントをしてしまいました。するとご親切な方がコメント欄にホームページのリンクを貼ってくださり、夫が相談をさせていただく機会をゲットしました。本格的に関係改善に光が差したここからのお話は講座にバトンタッチします。

BBT とり部 森岡

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