この講座は我が家の愛鳥と夫との関係づくりの3年間の軌跡をご紹介したものです。ありがたいことにご興味をもってくださる方も多く【僕とインコの3年間戦争again】として1/28に再演が決定しました！
※2023年11月12日開催の講座と同じ内容です。
[BBT鳥さんヒント講座vol.1]
【実録】僕とインコの３年間戦争 〜我が家におっさんヨウムがやってきた again！
2024年1月28日(日) 13:00〜15:00 ＊満席＊
このブログでは講座でお伝えしきれなかった部分、妻であるわたし目線でのもうひとつの3年間戦争を３回にわけて、本編のネタバレほぼなしでお届けしたいとおもいます。
登場人物紹介
◉序章
時に鳥さんは好きや苦手、そのどっちでもないを一瞬で判断することがあると感じます。我が家のおっさんヨウムはお迎え２日目でひょっこりわたしの手に乗ってしまい、そのかわりに夫を咬むようになりました。
お迎えから数日間、仕事は夏休み休暇でわたしと夫は同じくらいの時間、同じくらいの密度でキャプテンに接していました。元いた保護施設からは、手には乗らない、お喋りしないのナイナイヨウムだと聞いていて、過度の干渉を好まない割り切った関係をご所望のクール系ヨウムだと思っていました。（これは勝手な先入観でしたが）その認識でお迎えしたので、わたしたちも当初は距離をとりキャプテンが安心して自分時間を満喫できるような空間を提供し、ただ嫌なことをしない人だと思ってもらうことを目指そうとしました。つまり好きや苦手になる理由となるような関わり、少なくとも最初のたった2日間で『ヨシっ！咬んでやろう』と学習させてしまうような強烈な印象は与えていないと今でも思っています。
ただキャプテンはお迎え当時、既に30歳。わたしたちの知らないところで色んな経験を積んできたことでしょう。その中に我が家での振る舞いを2日で決めた理由があったのかもしれません。ですがそれを知るすべはなく、たとえ理由がわかっても改善に向けた行動をしない限り、永遠に咬む鳥と咬まれる夫との板挟みです。
講座本編ではおっさんヨウムに翻弄される僕（＝夫）が主人公ですが、その陰で関係改善には咬まれない側の家族の行動や気持ちもあり、同じくらい大切だと思っています。地味ながら同じくらいドラマがあります。このブログにて、しばしお付き合いくださると幸いです。
次回２回目は、お迎えから順を追って、おっさん鳥とただのおっさんの間で揺れながら、発生した事件に鳥さんと暮らすということを考えさせられる「咬まれない方」のお話をお届けします。
BBT とり部 森岡
