BBT鳥さん見守り隊作戦会議in尼崎【対面】レポートをBBTとり部の森岡さんと柴田よりご報告させていただきます！
まずは、BBTとり部のバードトレーナー森岡さんより
2024年8月12日に兵庫県尼崎市にて対面の作戦会議を開催いたしました。
参加してくださった方、ありがとうございました！
参加が叶わなかった方へ、簡単ですがレポートをお送りいたします。
参加鳥さん
モモイロインコ×2
コザクラインコ×2
ウロコインコ
コミドリコンゴウインコ
ヨウム
交流会
さすがBBT作戦会議！鳥さん見守り隊のメンバーを筆頭に、参加者の皆さま本当に鳥さんに優しかったです。ちょっとビックリして飛んじゃった鳥さんに、着地地点にいる方がそっと腕を出して着地させてあげたり、ビビりだとおっしゃる鳥さんが知らない人の手からもしっかり食べものを受け取れたり、参加者の皆さまの優しさで、鳥さんの社会化もグッと進んだのでは、と思います。
また飼い主さん同士の会話もとても弾みました。鳥さん同伴だと移動の際の装備も、特注のキャリーバッグや、イヌ用のキャリーの利用、など飼い主さんそれぞれで参考になりました。
ワーク
途中、人間を鳥さんに見立てたワークで盛り上がりました。
強化子（拍手のご褒美）を使って、鳥さん（に見立てた人間）を正解（やってほしい行動）に導きます。人と鳥さんでは少し成功へのプロセスは変わるかもしれませんが、観察するポイントは全く同じだと感じました。
今日のワークでの皆さまの観察眼があれば、これからの鳥さんとの暮らしに役立てていただけると思います！
ゲスト
木栄さん（鳥好きではないが鳥に好かれるタイプ）
会場のエコーペットビジネス総合学園の理事長さんと先生（鳥好き）
まとめ
今回は尼崎開催ということで、兵庫県や大阪府からの参加者さまが多かったです。
鳥さん同伴のイベントなので、鳥さんへの接し方も垣間見られました。まずはご近所の鳥友さんから。飼育の考え方や価値観が近い方がいらっしゃっれば鳥さん後見人の候補になるかもしれない、素晴らしい作戦会議でした。
会場も鳥さんに優しく、またこの会場で開催されるといいなと思いました。
本日ご一緒してくださり、キャプテンの相手をしてくださった皆さま、とにかく楽しかったです！ありがとうございました！
続きまして、柴田より
暑い中ご参加いただきありがとうございました！
飼い主さんたちがうまく交流していただけるように配慮しないと！と思い臨みましたが、開始早々、そんな心配はどこへやら💦
飼い主さんも鳥さんたちも積極的に無理なく交流していただきとてもありがたく微笑ましかったです！
私の話なんぞ届かないくらいワイワイガヤガヤ(笑)
森岡さんからイベント全体のご報告をしていただいたので、私からは鳥さんの社会化と今後のお願いのようなものを少しお伝えさせていただきます。
開始時の鳥さん同伴の飼い主さんのコメント
イベント開始時に、飼い主さんから一言ずつ自己紹介をしていただきました。
鳥さん同伴の飼い主さんからは…
・うちのコは臆病なので
・人見知りなので
・ケージから出てくるか分かりませんが
という感じで、鳥さんの「社会化」ができたらいいな、何かできたらいいなという思いでご参加くださったのだということが伝わってきました。
今回の社会化は、鳥さん同士仲良くなりましょう！というものではありません。
飼い主さん以外の人に会ってもらって「人っていいなぁ～」と思ってもらえるような機会を目指しました。これは、BBTの活動の一環でもある後見や見守り、ペット防災にも繋がると考えています。
ご参加いただいた皆さまは、鳥さんの接し方がすばらしく、無理なく接してくださったおかげで、「うちのコ人見知りだから」「臆病だから」という飼い主さんの心配を見事に裏切ってくれる結果となりました！
もちろんいい意味で！です。
さぁ～て、相手してやるか
適切なアプローチで手にステップアップ！
これには飼い主さんも感動！
「あれ？？」
人見知りだと思っていたら、ヒトからヒトへ飛び回る鳥さんたち
元々、ヒト大好き！なモモイロインコさん。
飼い主さんのところに戻る気はありません。
「めっちゃ甘えてますね！うれしい大誤算です」by 飼い主さん
「どうも！CAPTAINです！飼い主（＝森岡さん）がいつもお世話になっています！」
対価さえ差し出せば、相手してあげるCAPTAIN先生。
今後のことについて一言
今回、鳥さんを同伴してくださった飼い主さんは、鳥さんの意外な一面を垣間見ることができたのではないかと思います。
また、今回は鳥さんの同伴は見送った飼い主さんにとっても、「うちのコももしかしたら！」と鳥さんの可能性を感じてくださったのではないかと思っています。
水を差すようで申し訳ありませんが、ぜひ今回のことを今後に活かしていただきたいので一言アドバイスをさせていただきます。
今回、いろいろな人の手にのったり、肩にのったりとしてくれた様子を見て、
うちのコ意外と大丈夫！フレンドリーなのかも！？よかった！
と感じてくださるのももちろんOKです！
鳥さんの新たな一面を垣間見る機会になりましたらうれしいです。
一方で、今回はOKでも、違う場所や違う人だと異なる結果になる場合もあります。
今回の鳥さんの様子に安心することなく、ぜひこれからも定期的にご家族以外の人と接する機会を作ってあげていただけたらと思います。
今回とは異なる環境で、たとえ他の人の手に乗らなくても、他の人の肩や頭に飛んでいかなくても、「うちのコOK」と見極める基準を下記にお伝えいたします。
見極め基準１：大好きなものを食べてくれる余裕があるか？
食べてくれたら余裕がある証拠です。
食べてくれなかったら、しばらくそっとしておいてその場の環境に慣れてもらう時間を作ることをオススメいたします。
NGなのは、飼い主さん意外の人が「大丈夫だからね～、怖くないよ～」と積極的に話しかける行為は控えていただけたらと思います。飼い主さんと他の参加者がおしゃべりしている様子を見てもらうのはOKです！
鳥さんの頭の中で、一生懸命、状況把握・環境把握のためたくさんの項目を処理する時間を与えてあげていただけたらと思います。
見極め基準２：めっちゃおしゃべりするから余裕がある？
いつも通り、あるいはいつも以上に人の言葉をおしゃべりする場合、余裕があるのではなく、必死で自分をなだめよう、落ち着かせようとしている場合もあります。
もちろん、おしゃべりできるくらい余裕～なコもいるかもしれませんが、そうではないコもいるということを知っておいていただけたらと思います。
では、このコはどっちパターンなのかを見極めるには、見極め基準１を試していただけたらと思います。
以上です。
イベント当日もお伝えいたしましたが、鳥さんの性格を決めつけてしまい、その結果鳥さんの可能性を狭めてしまうことがないようお願いしたいです。
今後も、オンラインも対面のイベントも定期的に開催してまいりますので、興味関心のある方がいらっしゃいましたらご参加いただけましたらうれしいです。
