皆さんここんにちは。BBTとり部のみらいです。
4月27日土曜日、第二回目となる「オカメれんごう! とつげき!となりの鳥宅ほうもん」を開催いたしました。
今回は名前の通り、オカメインコの飼い主様限定とさせていただきました。
第二回目の今回は、バードトレーナー柴田さんのプチ講座と皆さまのお宅のケージ事情を赤裸々に(大げさ)語り合う情報交換会の2部制での開催でした。
ご参加くださった皆様、気になるなぁ…なんて一瞬でも思ってくださった皆様、ありがとうございました!
ケージレイアウトのヒントが盛りだくさんの貴重な講座と、それに続いての活発な情報交換会で、普段なかなか聞けない情報などが出ていたので、前回に引き続き今回も話題に上がった事柄を皆さまにもお伝えしたいと思います。
工夫や情報など
- ケージレイアウトでは大まかにわけてふたつの考え方で設定する。
①健康なコにはあえての動きにくさを演出したレイアウト
- 動きにくい=動きが増える事によるダイエット効果、身体を鍛える効果
- 単調になりがちなケージ内での生活を変える。例えば、ジャマなおもちゃがある事でよけて移動する、ケージ内数か所に分けてごはんを置く事で、移動しないと食べられない、等。
- ケージ内でのフォージングトイと受け皿をあえて離す事でいちいち移動しなくては食べられないようにする。あえて食べにくい位置に置く。鳥さんのためのフォージング (busy-beak-and-tail.com)
②動きが制限されているコには動きやすさを追求したレイアウト
- 老鳥さん、療養中のコ、目が見えないコ、体重が減少気味なコ、引っ越しなどで環境が変わったばかりなどには安全に過ごせる配慮が必要。特に食事量を確保したい場合等はごはんの配置も配慮する。
ボクらにとってケージは鳥生のほとんどを過ごす大切な場所なんだ。だから、今のボクにピッタリなレイアウトを考えてくれると嬉しいなぁ!
新しい事を取り入れる時は過度のストレスにならないようにしっかり観察をしてくださいね。ごはんが食べられなくなる等命に関わるような異変があったらすぐに中断してください。
- 闘病時はルーミィを酸素室として使っている。使用時の注意として、呼吸器系の病気の場合は特に掃除をしっかりとしてオカメ粉を取り除く必要がある。
- ケージに付属しているパーチにうまくとまれないコの為にステージを購入。
体調不良時や老鳥さんになった時にスムーズに受け入れられるように今から慣れる 練習にもなる。
ステージでうんこをしてそこにおしりをすってしまうのでうんこがついてしまう。また、ステージにもうんこが…掃除が大変。
おしりにうんこはついちゃう。ステージは蜜蝋を塗ったものもある。しつこい汚れはセスキ炭酸ソーダを使うと取れると教えてもらった。鳥さんの身体に影響が出ないようにセスキを使った後はしっかりと水洗いしている。
- オカメパニック時のけが防止の為、ケージ内はシンプルにしている。
- そのコの性格にもよるが、隠れる場所が欲しいコとそうでもないコがいる。そのコに合わせて身を寄せる場所の大小等を考える。
- 好きなタオル等でケージの一部分を覆っている。(3分の1程度、コーナー部分等)
放鳥中もテント状にしたタオル内にこもり出てこない。発情していないが果たして良いのでしょうか。
すりすりしていないから発情していないとは限らない。巣を連想するものは避けた方がよい。
- 日中は家族全員不在の為、お留守番時のひまつぶしにケージの床全面にチモシーやペーパーの巣材等を敷いてそこにシードを撒いてフォージングができるようにしている。チモシーは長いままだと引っかかって転ぶので、短くカットしたものを敷いている。
結構コストがかかりますよね…
ですねぇ…うふふ(現実逃避)
- 以前はウッドチップをメインに使っていたが、主治医よりカビと防腐剤に注意との話を聞いたのでチモシーとペーパーに変更したというケースもあった。カビ対策に毎日全交換。輸入木材は防腐剤が怖い。使うなら国産のものが安全。例えば木栄さんのかんなくずなどもいいかも。
- レイアウトとは少し違いますが、465オカメの天板を開いて放鳥をしている。出入りもここから。目的は、飼い主の掃除のしやすさのため。そのままケージの掃除を始めるのだが掃除がしやすいから。⇒出入り口は「扉」にこだわらなくて良い。
必ずしもすべてが「鳥さんのため」にしなくていい。その為に人が不便になったり我慢するのは続かない。自分は良くても引き継ぐお相手はできないかもしれない。 鳥さんも人もお互いが我慢しない方法を模索検討し選択する事が大切。
うーん。今思い返しても濃い!とても濃密かつ情報の多いオカメタイムとなりました。後日報告もするから私はメモしながら司会をしているのですが、夢中になりすぎて手がとまっちゃってメモできなかった事も多かったです。
そして何よりこの濃さを生み出して下さったのは、参加してくださった皆様の熱いオカメ愛♡初めてお会いした方も多い中で、「質問いいですか?」等と声をかけて下さったりチャットで質問を下さったり。
皆さまとても真剣に、我が家のケージレイアウトの参考になるアイディアを収集してい らっしゃいました。
このような感じでBBTでは目的別、鳥種別交流会や勉強会等を今後も開催予定です。例えばこちら。
《満席》不思議の国からやってきた!サザナミだもの | 飼い鳥と犬のヒントファイル (birds-tipfile.com)
おかげ様ですぐに満席になってしまいましたが、愛すべき不思議ちゃんの集いも近日開催予定です。
もちろん「オカメれんごう!」は今後も開催予定ですよ。「これやってほしい!」な事がありましたら是非お知らせくださいね。きっとがんばります。
そしてリピーターさんも初めてさんも開催の際にはぜひ参加をご検討くださいね。
さーて、次回のお題は何がいいかなぁ…。